研修レポート② 山羊のお灸

今回のレポートは山羊さんのお灸の話です。
お灸は牛や山羊など動物たちにも治療の一環として行われています。
繁殖治療(不妊、ホルモンバランスの調整)や消化器の病気などの時に
効果があることが知られています。
長野支場では、主に繁殖治療のひとつとしてお灸をすることが多いとのことでした。

実習のときに、産後10日で陰部から出血がみられるお母さん山羊がいました。
食欲、元気もありお熱はありません。分娩後胎盤(後産)の排出も確認できているそうです。
しかし、まだ産後10日と日が浅く、後産が完全に排出されていない可能性や
子宮がまだ完全に回復していないことが考えられました。
そこで治療の一つとしてお灸を行うことになりました。

*お灸をする場所 (全部で7か所)

①最後肋骨をたどった背骨の付け根
②左右の腰角の間
③腰角と②の間 2か所
④しっぽの付け根
⑤等間隔で②と④の間に2か所

*方法

①山羊を柵などに沿わせてつなぐ
②お灸をするところに’味噌’をおく
(味噌の厚さがうすいとやけどの原因になるので注意)
③親指くらいのもぐさを置いて火をつける
(火の管理に注意!必ずそばにいること)
④もぐさが燃え尽きてもまだ中は温かくて効果があるのでしばらく待つ
⑤味噌と燃えたもぐさを取る

*感想
お灸の間、山羊さんはおとなしくしていました。ぽかぽか温かくて気持ちが良いのかな・・・

お灸中の山羊さん。

どんな気持ちですかー?


私自身もお灸を自分にしてみたいなと思いながら山羊さんを見ていました。
そして・・・
今後、治療では人工授精のときのホルモンバランスの調整や繁殖治療で
お灸を取り入れていきたいと思いました!!

(写真はすべて家畜改良センター茨城牧場長野支場にて撮影)

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