研修レポート⑤ 山羊の分娩兆候

今回の研修レポートは「山羊の分娩兆候」についてです。

研修期間、分娩予定日の山羊さんがいました。
分娩が近づいているサインの一つを教えていただきました。

それは、
「しっぽの横に線が見えてくる」です。

これはおそらく仙座靱帯が分娩が近づくと産道を広げやすくするために
緩んでくるからではないかと思います。
教科書にのっている「尾の付け根がゆるむ」も同じ兆候を示していると思います。

*山羊の分娩兆候のまとめ

・尾の付け根がゆるむ
(しっぽの横に線が見えてくる)
・乳房が肥大化する
・陰部の腫脹や粘液が出る
・食欲が低下する
・落ち着きなく歩き回る
・腹部が大きく膨らみ下方に移動する

私が島の山羊さんたちを見ていて、分娩前に一番感じたのは
「食欲が落ちる」ということでした。

また、牛では分娩前約24時間前に体温が0.4~0.5℃低下することが知られています。
分娩予定の7日前から、空腹時の決まった時間に1日2回体温を測定することで分娩予測ができるそうです。
私はこのことが山羊にも当てはまるのか興味があり、人工授精チャレンジで受胎させることが出来たら、
体温による分娩予測をやってみたいなと考えています。

(写真 家畜改良センター茨城牧場長野支場にて撮影)

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