Monthly Archives: February 2019

事始めのエール

新しい事を始めるとき、特に仕事についてですけど、

やりたい事をやるんだ!
自分のやりたい事って何?
って悩みますよね。

安定だから公務員がいいとか。
動物が好きだから獣医がいいとか。
几帳面だから事務系がいいとか。

それはそれで大切な事なんですけどね。

「やりたい事」って切り口で探すのは、多分かなり難しいです。
「事」って、そもそもやりたいなんて思わないから。
僕だって「注射する事」が大好きなわけじゃないです。

誰でも本当に求めているのは、
「どう感じるか」なんです。
「やりたい事」が先にあるんじゃなくて、
「嬉しくなる事」をやりたくなるんですよ。

嬉しい、悲しい、腹が立つ。
そういうものしか、自分を元気付けないし、
やる前から好きか嫌いかなんて誰にもわからないんです。

何かをやってくうちに、自分が嬉しかった事、楽しいと感じた事、嫌だなと感じた事。
そういう事に出会うんです。
やらないと出会えないんです。
ただ頭で考えてても、感じることができません。

だから実際、職種なんてどうでもいい。
とりあえずやってみればいい。

そこで出会ったらチャンスです。
自分が何に喜ぶんだろう。何に悲しむんだろう。
何に怒るんだろう。それに気がつく機会です。

若いひとたちは、そういう事を感じるために、とりあえず目の前のことに取り組むといいと思います。

迷ってる時間は、ちょっと厳しく言えば、
ほぼ無駄なんです。

嫌な事があってもいいじゃないですか。
「あ、それ、嫌だったんだ」と気付けるんだから。
それが仕事や友達を変えるとか、嫌な事が起こらないために何をするかとか、考えるきっかけになるんだから。
そしてまた次の行動が、新しい経験をくれます。

それを繰り返していくうちに、自分が何に喜ぶのか、見つけていけばいいんですよ。

僕は、僕たちの会社の仕事を揃えます。
事業を行う気持ちを規定します。
社員の仕事中はそれに従ってやってもらいます。それは仕方ない事なんです。

本当はみんな、人それぞれ。
大切にしている事が違うのは分かってます。

価値観を押し付けられる事は当然、社員にとっては痛い時も苦しい時もあるんです。
でもそこで気づいてください。
自分はなんでこれが痛いのかなと。
自分はこれ、好きじゃないんだなと。

そうしているうちに、
前回の記事に書いた僕みたいに、
びっくりするくらい嬉しい時もあります。

そんな時わかります。
自分はこういうのが嬉しいんだって。

仕事中、嬉しいことが、辛い事より多かったら、その仕事を続けてください。
そうでないなら、やりながら何が辛いのか、何が嬉しいのかよく自分を見つめてから、行動するといいと思います。

その仕事が辛すぎるなら、きっといい仕事はできないでしょう。
楽しんで働ける職場じゃないと、職員は輝きません。

もし僕たちと一緒に働いて楽しかったら、それはとても幸せです。
でも、どうしても辛かったら、それにちゃんと気づいて、本当に輝ける職場に移れるといいなと思います。

仕事は人生において重要な場合もありますが、重要とするかどうかは自分で決めること。

辞めたところで大した事はありません。

大切なのは、自分がどう感じるかです。

92歳のロープワーク

僕ね、毎月ニュースレターのようなものを顧客向けに発行してるんです。

今回は、ロープの結び方。

獣医学と直接関係ないし、実を言うとちょっと手を抜いたくらいの内容です。

で、今日行った農家さんで、

「ちょっと見て。これ教えてもらったから結んでみたの。これで合ってる?」と。

牛がもやい結びで繋いであるんです。

「え!本当に?あってる。ちゃんと出来てますよ!」

「これね、今まで知らなかったんだけど、夜ロープを部屋に持って来て練習したのよ。」

「すごい!あれ、たいらさん、失礼ですがおいくつでしたっけ?」

僕ね、その情報紙出す時、いつもそこまで期待してないんです。まぁ何かの役に立てばいいかなって。

今回はあまりに驚いて立ち尽くしました。
だって92歳のおばあちゃん。
普通は会話もままならない。

いつもなら、
「何したらいい?うん。じゃーそれやっとくね〜」で終わりです。

説明や提案なんて、最初から求められてないし、こっちの話なんかほぼ聞いてないので、だいたい言われたとおりやる。
そういうものだと思ってました。

誰でも新しい事に挑戦するのは力が要るんです。それが、ただ紙一枚郵送しただけで、その内容を読み、自分でやってみて出来るようになる方がいる。
それがまさか。僕の偏見ももちろんありますが、こんなに年配の方が。

ほんとに嬉しかったです。
涙が出そうでした。

「誰かが何かを出来るようになる。」という事は、自分にとって本当に嬉しい事だったんだなと分かりました。

仕事において大切なのは「やりたい事」じゃなくて、「やってみたら嬉しかった事」なのかもしれません。

一人でも二人、二人でも一人で・・・

「一人でも二人、二人でも一人で生きるつもり」

河合隼雄さんの「こころの処方箋」の中の言葉。

「一人でも二人」
一人で生きていくためには、心の中にパートナーをもって
生きていくということ。一人でも一人じゃない。

「二人でも一人で」
誰かと二人で生きているときこそ、
一人でも生きていける強さをを前提としてふたりで生きること。
一人でも生きていける人が二人で生きたとき、喜びや楽しみが
生まれる。

ずっと心の中にしまっておいたこの言葉。
仕事の合間に思い出す。
人間関係についてだけでなく仕事においても大切なのかな。

一人で症例を目の前にして心乱れそうになっても、
落ち着いて、心の中で話をしよう。
今までの知識や経験、先生の言葉が声となって私を助けてくれるだろう。

もし、誰かと一緒に仕事をするときは、
まだ自分の力が未熟で及ばなくても
頼りきりでなく、一人で立つ気持ちは持っていたい。

そして…

私の人生でほんとうにこの言葉を心に持てたなら
胸にあるさみしさは淡い雪のように溶けていくのだろうか

誰かと一緒に抱え込みでない自由の中で、喜びを分かち合えるのだろうか

山羊の人工授精チャレンジ しろちゃん自然周期人工授精①

山羊の人工授精チャレンジ しろちゃん自然周期人工授精①

しろちゃんのオーナーさんから人工授精の依頼がありました。


しろちゃんは発情行動が分かりやすいため、自然周期での人工授精からはじめてみることになりました。

前回の発情時、人工授精を一度試みました。
この時、外子宮口が人工授精時にゆるんでいるのが確認できました。
今回、もし発情がこなければ妊娠の可能性が高くなります。
(ノンリターン法による妊娠鑑定)
また、発情が来た場合は残念ながら妊娠はしていませんが、
発情行動と外子宮口の様子を経過を追って人工授精を実施してみることにしました。

day20(前回発情から20日目)
18:00
発情行動 なし
外子宮口 開いていない
粘液 透明の粘液があるが膣鏡を入れるときのジェルなのか判別できず

day21
18:00
発情行動 オーナーさんから朝からよく鳴いているというお話あり。
人が近づくとしっぽを振って寄ってくる。
(前日までは見られなかった)
外子宮口 開いていない
粘液   確認できず

day22
7:00
発情行動 人が近づくとしっぽを振って寄ってくる
外子宮口 開いていない
粘液   確認できず

19:00
発情行動 朝より弱くなっている
(寄ってこない、しっぽを振らない)
外子宮口 色が赤みがなくなってきた

人工授精を1回実施

わたしはday22の朝、判断迷ってしまいました。
発情行動はしっかりでているものの、前回の発情のように外子宮口が開いていない。
発情行動を信じてすぐに人工授精するべき?それとも外子宮口の方を信じる?

ここで院長先生からのアドバイス
生体内で何がおこると発情兆候が出るのか?
→エストロゲンが増加する。
ということは卵胞が育っているということがわかる。
発情行動があるけど充血がないということは、
普通自律神経その他の反応が総合的に起こるけど、
各器官で反応性に差異が出る場合があるということ。
発情兆候はエストロゲンの量に依存する場合と、
受容体の量や反応性に依存する場合がある。

以上のことと人工授精の適期を考えると(これについてはまたあらためて)
発情行動をみて時期を決めて良かったことがわかりました。
今回の場合、day21の夕方とday22の朝に人工授精を行うのが適期だったと思われます。

*まとめと反省*
・発情行動及び発情周期の情報により前回の人工授精では妊娠はしていないと思われる。
・しろちゃんは発情行動が明確でわかりやすい。しかし、外子宮口の開き方と発情行動は
からだとホルモンのバランスにより連動するときとしないときがある。
・発情行動が出ているときは卵胞が育っているので迷わず人工授精を実施する。

*今後の予定*
・超音波での妊娠鑑定をday40で行い、ノンリターン法での妊娠鑑定を確定する。
・妊娠していない場合、次回の人工授精にて、再度、自然周期での人工授精を今度は
2回実施して挑戦してみる。

山羊の人工授精チャレンジ 保定台を作ろう!

山羊の人工授精をはじめる前に必要なものがありました。
それは人工授精をするときの保定台です。
家畜改良センター茨城牧場長野支場に実習に行った際にはこのような三角の保定台を使用して人工授精を行っていました。

(家畜改良センター茨城牧場長野支場にて撮影)

とても使いやすかったのですが、この保定台は山羊をおさえておく人が3人必要でした。
実際、現場で使うとき、山羊のオーナーさんとわたしまたは授精師さんしかいない場合を想定すると保定台の改良が必要だと思いました。

そこで、DIYが得意なゆうきさんに相談して保定台を作ることになりました。
せっかくなので育児放棄気味の山羊のお母さんの哺乳ストールとしても使えるようゆうきさんが考案してくれました。廃材を使って見事スタンチョン付きの授乳ストール&人工授精保定台完成!!


人工授精の保定台とし使用時

哺乳ストールとして使用時

これで準備万端!

次回は人工授精にいよいよチャレンジです。

山羊の診療Diary 症例5 乳房炎疑い

「一週間前に出産した山羊のサミちゃんのおっぱいが腫れて痛そうにしている」
という連絡をオーナーさんから受け診察に行きました。

サミちゃんは1週間前に子山羊を1頭出産しました。
オーナーさんにお話を伺うと食欲と元気は変わらずあるとのこと。
生まれた子山羊さんはお母さんの右側のおっぱいしか飲まず左側が腫れているようです。

写真はこちら

お熱を計ると40.1℃で平熱より少し高めでした。
さみちゃんの乳房を触ってみると、左側が浮腫といわれるおっぱいがたまりむくんでいる状態になっていました。

まだ乳房炎といわれる状態になってはいないもののこのままでは進行していく可能性があったので、
炎症を抑えるお薬と抗生物質のお注射、左側の乳房の内に抗生物質を注入しました。
そして、大切なことがもう一つ。オーナーさんに1日1回以上、おっぱいをしぼってもらうことをお願いしました。
乳房炎は乳房のなかに病原菌が入りそこで増える病気です。乳房の中は体温で温かく、そこにあるミルクは栄養がたっぷりなので
菌が増え、炎症が起きます。おっぱいをしぼることで、菌が乳房の中にずっとある状態、増える状態を避けることが出来ます。

また乳房炎にかかっているミルクを飲むと小山羊さんが下痢をおこしたり、乳房炎のミルクは味が変わってしまいますので
小山羊さんが飲みたがらず栄養不足になることがあります。乳房炎になってしまったときや疑われるときは、
お母さん山羊だけでなく子山羊さんの様子も気をつけてあげてくださいね。
さみちゃんはオーナーさんにおっぱいを搾りながら経過を見ていくことになりました。

*乳房炎のまとめ

<原因>
乳房の中に病原菌が入り込み、乳汁中や乳腺で増殖することにより炎症が起きる。

<どんな時にかかりやすい?>
・乳房・乳頭に傷がある場合
・乳汁が長時間乳房内にたまっていた場合。
・死産あるいは子山羊が病気で哺乳出来ないとき。
・離乳後の乾乳期
・機械搾乳時

<症状>
・乳汁の異常(色が変わったり、かたまりが混じったり、悪臭をもつクリーム状。

おっぱいの様子
・乳房が腫れる・熱を持つ・痛みがある
・皮膚が赤色や暗紫色に変色する
・乳房全体が硬く腫れて、乳汁が全く出なくなるときもある。

*乳房に病変があっても食欲・体温など一般状態に変わりないことも多い。
急性の場合は全身性の発熱が見られる。

若い獣医さんへ

はじめたばかりの獣医さんに必ず教える事があって、診療の基本的な考え方を書いてみます。

治療方針を決めるとき、誰でも最初は迷うと思うんです。決めるのが、苦しいと思うんです。私なんかが決めちゃっていいのかな。とか思うんです。

治療って、試験に出るような「問い」と「答え」があって、マルかバツかが決まってて、それでバツがついたら死ぬ。みたいな、そういう事をしてるわけじゃないんですよ。

そういう風に考えたら、そりゃ怖いですよね。
決断できなくなって、いつになったら私はまともな獣医になれるんだろう。と思ってしまいます。

診療するときって、最初の頃は「答え」を探しちゃう。この病気なら、この薬。この治療。このスケジュール。

定型化するのはすごく大切なんだけど、それだと知らない病気に当たったら頭真っ白になっちゃうんです。

誰だって、いきなりなんでも知ってるスーパー獣医にはなれないんだから。

治療ってそういうもんじゃなくて、
最初は病名も答えもない。

ただ、飼い主がやってほしい事と、動物の状態だけがある。

熱があるから、感染か、炎症かな。
便は正常だから消化器はまぁ大丈夫か。
呼吸と心拍早いから貧血か、熱を下げようとしてるのか、または酸素消費が増えてるのか、できないのか。

そんな感じで、からだの恒常性を軸にチェックしていく。
それで、その傾いた恒常性を戻していくように、処置や検査や薬を選択していく。

全部をいきなり正常に持っていくような答えを探してるんじゃなく、どっちかと言えば、こっちやった方が要望に近づくよねという風に。
寒いんだったらあっためた方がいいよね。みたいなね。

それと、生体は基本的に治ろうとする。バランスをもとに戻そうとしている。黙ってたら自分で治ろうとしてるんです。

「牛の力を信じなさい」と、授精師であり牛飼いのゆうきさんは言います。

この方は獣医じゃないけど動物に対する接し方、考え方は的を得ていて、まさにそういう事なんです。

だから治療って、
ちょっと傾いた木につっかえ棒を付けたり、風が強くて折れそうだったら塀を作ったり、添え木をしたりする事なんです。

すると、そのうち自分でバランスとって、また自分で伸びて行けるようになってくる。

とりあえず塀たてたり、紐で補強してる間に教科書や論文で調べて、幹を強くする栄養剤を見つけて買ってくる。
それで、効果が出てきたらもうこの塀壊してもいいかな。

みたいな事をしてるんです。

誰かが平均台から落ちそうになってグラグラしてる時、横からちょっとだけ手を貸してやる感じ。

するとね。
ふう。あぶねー。。。
治ったわー。
ってなるんです。

向こうに倒れそうならこっちに引っ張る。
こっちに倒れそうなら押してやる。

向こうかこっちか分からないときは、まー分からないので適当にどっちか押してみる。
余計に傾いたら、あ、違ったのねと引っ張り戻す。
そういうのを治療的診断といいます。

違ったら戻すつもりだし、そういう時もいつも決断に苦しむわけじゃないのです。

ベテランの獣医さんはそうやって治療しているんです。それを側から見てると、100発90中くらいに見えるんです。

仮に病名がつかなくても、今の手持ちのカードの中で最善のものを使えばいい。
それらのカードは大学と国家試験を通ってる時点でちゃんと持ってるから大丈夫です。どれを使っても、なんらかの結果が出る。

難しい試験問題のように、完全に分からない中で一発を狙うような事はあんまりないんですよ。

牛の力を信じて、ちょっと手を貸してやる事です。
疲れてたら休ませる。
寒かったら温める。
血は止めてやる。
傷口は洗って閉じてやる。

治療ってそういう事です。
普通にやさしく考えたら分かります。

初学の優秀な獣医さん
教育と現場の間で心折れずに、
ちょっとだけ視点を上げてみてください。
その瞬間から、獣医学は学問から道具になります。
今まで努力して得た道具の使い方を覚えましょう。
すぐに自信に満ち活躍する日が来ますから。

山羊の人工授精チャレンジ はじめに

山羊の診療にかかわることになって
治療以外にもう一つ
どうしてもわたしが達成したいこと
「現場でできる凍結精液の人工授精」

絶対無理とか必要ない・・・などなど
いろんな声はあるけれど

それでもやってみたいからやってみる
わたしの中に理由がある

牛の人工授精師さんのゆうきさんと院長先生と
挑戦することに決めました

はじめの目標はとにかく1頭受胎

果たしてビールで乾杯できる日はくるのでしょうか・・・

それでは、はじめます!!

山羊の人工授精チャレンジ

わたしたちのキロクとキオク

あなたの欲しいもの

牛って、草食べますよね。

あんなもん、よく食うよね。

干し草はあんなにパサパサしてて、ヌカ類はあんなにコナコナしてるのに。

ヤギも喜んで走って行って、道に生えてる草を食べてる。

僕たち違う動物だから、欲しいものが違って当たり前なんですよね。

相手が欲しいものが自分と同じだったらいいんですけど、それが自分と違う時、それに気がつく事ってけっこう難しいんですよね。

自分が欲しいものをあげても、相手が欲しいものじゃないと、ただ押し付けてるだけになっちゃう。

でも動物はそのへんドライだから、分かりやすくていいですよね。

要らないものは受け取りません。笑
あ、これ違うのね。とわかる。

かといって、根に持つ事もありません。

きっとそれでいいんだろうな。
それが自然なんだろうね。

下手な気を遣ってくれるより。その方が僕も嬉しい。

ほら。

あ、たべた。

山羊の診療Diary 症例4 子山羊の跛行

生後10日齢の女の子、はじめちゃんがあしを引きずっているという連絡がありました。
いつもよりミルクを飲む量が減っています。
最初にお熱を計って、全身状態の確認をします。体温は41.5℃でした。
山羊さんの平熱は39.5℃位なのでお熱があるようです。
次にはじめちゃんに歩いてもらいました。

やはり歩き方がいつもと様子が違います。
足を一本一本触って痛いところや骨折がないか確認します。
股関節が外れていないかも忘れずに確認。
骨折があるときは触ったときに非常に痛がります。
はじめちゃんの場合、
腰を伸ばしたときに痛そうな感じがみられました。
お熱があるので全身の感染症の可能性も考慮して抗生物質と痛み止めを注射しました。
次の日からはお薬を飲んでもらうことに。
足のびっこはまだ残るものの次の日には、食欲・元気が回復していました。

子山羊さんが足を引きずる原因として以下のようなものがあります。

原因)
①打撲やねんざ
②股関節脱臼
③骨折
④細菌感染による化膿性関節炎
⑤全身的な感染症・栄養障害

打撲やねんざの場合、安静にして消炎剤の塗布で数日で回復することが多いです。
股関節脱臼の場合は股関節をもとの位置に戻すことが必要なので
獣医さんに連絡してください。
骨折は固定できるところは副木などで固定します。骨の位置が大きく
ずれていなければ1か月くらいで骨はくっつき回復します。
若い山羊さんはからだが軽くて飛び跳ねた際に骨折することがよくあるので
注意が必要です。
また関節や全身の感染症で痛みが出る場合もあるので、痛そうにしている部分だけでを
観察するのでなく食欲や元気、お熱はないかなどからだ全体を観察してあげることが重要です。