Category Archives: ウシの診療記録と飼育方法

第三眼瞼切除

牛には、前から後ろに向けて閉じるまぶたがあります。

上下のまぶたの他にもうひとつあるので、これを第三眼瞼(だいさんがんけん)といいます。

ココがたまに腫れて赤く飛び出る事があります。

腫れるとバイキンがつきやすくなるので、結膜炎の原因になったり、恐らく痛いんでしょう、涙が止まらなくなったりします。

で、目薬で治療してたんですけどなかなか治らないので切除する事にしました。

切除するとこうなります。

この第三眼瞼には、涙を出す穴があいてて、涙の生産もしています。

そのため切除後に涙が足りなくなって、目が乾くと乾性角膜炎の原因になるらしいです。経験はありませんが。

ですからなるべくその部分は避けて、かつ飛び出して問題を起こさないように切ります。

はい。飛び出してませんね。あとは涙とか、目ヤニとか観察しましょう。

良かった良かった。

眼瞼損傷

何かに引っ掛けて、まぶたが切れちゃいました。

という訳で、縫いました。

吸収糸という溶ける糸を使って、
埋没縫合という、外に糸が出ないような縫い方をしてます。

瞬きもうまく出来てるみたいです。

写真で白目になってるのは、麻酔で寝てるからですのでびっくりしないでくださいね。

良かった良かった。