鼻環を装着することで係留や捕獲、行動制御が容易になります。
生後3ヶ月くらいまでは哺乳していることや、顔の大きさがまだ小さいこともあり、4ヶ月くらいから装着することが多いです。
左右の鼻孔の間、鼻中隔の鼻先側に、薄い膜の部位がありますので、ここに穴を開け装着します。
鼻中隔の奥の方には軟骨があり、ここには開けないようにしてください。奥深くに装着すると激痛のためむしろ牛を制御し難くなります。
膜部分と軟骨部分を、人差し指と親指でつまんで確認してください。
最近はプラスチック製で穴を開けると同時に装着できるものが主流です。特に寒い地域では、金属よりプラスチックの方が安心です。