「伝える」という行為は、ある意味エゴイスティック
ひとは、自分と同じじゃありません。
やってほしい事は、基本的に伝わりません。
ひとを思い通りに動かそうなんて、なおさらです。
伝えるのは、とても難しい。
伝えようとする事は、ある意味エゴイスティックな行為だからかなと思います。
そもそも伝える必要があるのは、自分の為である事が多いんじゃないでしょうか。
伝えたいひとはたくさんいても、思ってもない事を伝えられたいひとはあんまり居ませんしね。
そういうわけで、伝えようと必死に努力しても、受け取る側が目を閉じていたら完全に無理です。伝えるテレパシーはないのです。
受け取る側には、見ていれば分かることが無数にある。獣医としても。
でもね、
受け取る側には、テレパシーみたいなものがあります。
見てれば分かる事が、無数にあるんです。
会った瞬間に、この人の嬉しさ、悲しさ、怒り、苦しみ。
このくらいは、誰でもすぐ分かるでしょう。
さらに少し話したら、今気になっている事なんかが分かる。
メンタリストダイゴさんが、ヘソをこちらに向けて話してくれないひとは、自分に好意がないと言ってました。細かな説明しても仕方ないのでしませんが、そういうのは大抵合ってますよね。
受け取る力は、もともと誰にもある力です。
ですから望めばすぐ、すごく簡単に身につくんです。
獣医さんが診察する時、 今の動物の状態、飼い主さんの状態、今までどんな風に飼われてたのか。どんな風に動物と向き合ってるのか。
それくらいは、会って2つくらい質問するとすぐにわかるんですよ。
あ、この話は今度書きましょうね。
受け取る力を、伸ばしていこう
とりあえず、僕は今日も受け取る力を伸ばしていくことにします。
そしたらその人から、受け取る力を自分に向けてもらえる日が来るかもしれません。
自分の気持ちを受け取ってもらえる時が来るかもしれませんから。そう。つたわる時が来るかもしれません。
ところで、「顔に書いてある」とはよく言ったもので。隠そうとする事は、大抵うまくいきません。伝わらないように気をつけていても、受け取る側がみるとこ見たら、バレちゃいます。
今日も僕のズルい心がバレませんように。
頑張っていきましょう。