今日は私の住む島の「ほうき」をご紹介します。
私は、この島に来る前に雑誌の雑貨特集でこのほうきをみて一目惚れ。
まるいフォルムがかわいい。
島に住んだら是非使ってみたいと思っていたのでした。
しかし、実際町中で使っている人は見当たらず。
販売しているお店も、少し装飾のあるほうきがお土産屋さんにあるのをみかけただけでした。
いったいどこにあるのかなぁと頭の片隅にいつもありました。
牛の診療にまわりはじめると、牛舎にかかっているのを発見。
このほうきは「すすき」でできていることがわかり、昔はどのお家でも自分で作って使ってたと
お話を伺うことができました。
そしてなんと身近に作れる人がいました。
ゆうきさんもゆうきさんのお父さんも作れるとのこと。
ススキを集めてきてお願いして作っていただきました。
お散歩帰りの山羊のらぶちゃんも興味津々。
作り終わるまで、ときにお口でぱくぱくすすきを引っ張って、おじゃま虫をしながら
じーっと見学していました。
完成したのはこちら。
やっぱり、とってもかわいい。そして細かいゴミも掃くことができて実用的です。
そして、らぶちゃんをほうきで撫でてみるとなんだか喜んでいる?!
新しい使い方「山羊なでほうき」はどうでしょう。
今では、ほうき事態があまり使われなくなったり、ホームセンターに行けば安い値段で購入することができますが、
地域の知恵と伝統がつまったこのようなほうきはこれからも活躍してほしいなと思いました。
私もがんばって作れるようになろう!!