Monthly Archives: March 2019

休息

久しぶりのお休み

わたしの元気がきっとあのこの元気につながる

だから

どんなときでも

まずは体を整える

信頼する友人のもとで

体の調整、心の休息

・・・・・・・・・・・・

あなたの手のひらに

からだをあずけると

じぶんの中に

海を感じた

わたしの中の海なのか

あなたの中の海なのか

それとももっと大きな普遍的なものなのか

おなじリズムで

揺らぐ波

呼吸を合わせて

わたしも揺らぐ

そして

感じた

あたたかな気配

深い呼吸と

緩んだからだ

もう大丈夫

自分に戻ろう

元気なわたしで

いつもの場所へ

山羊の人工授精チャレンジ しろちゃん自然周期人工授精②

山羊の人工授精チャレンジ しろちゃん自然周期人工授精②

前回の人工授精から19日が経過したところで、
しろちゃん自然周期人工授精②のはじまりです。

前回の記事: 山羊の人工授精チャレンジ しろちゃん自然周期人工授精①

山羊さんの発情は21日周期です。
19日から発情行動と外子宮口のチェックを開始しました。

今回、もし発情がこなければ妊娠の可能性が高くなります。
(ノンリターン法による妊娠鑑定)
また、発情が来た場合は残念ながら妊娠はしていませんが、
今回は1周期に2回の人工授精を実施してみることにしました。

妊娠鑑定の方法についてはこちらの記事をご覧ください。
山羊の人工授精チャレンジ 妊娠鑑定方法

 

day19(前回発情から19日目)
18:00
発情行動 なし(近づいてこない、しっぽふらない)
外陰部  腫脹も粘液もなし

外子宮口のチェック

*この日は前々回の人工授精から40日目だったのでエコー検査で妊娠鑑定を行いました。
前回、発情が来ていることから、ノンリターン法で妊娠していない可能性の方が高いのですが、
より確実にするため実施しました。

エコー検査

結果
→妊娠していないことエコーにて確定

day20
7:00
発情行動 なし(近づいてこない、しっぽふらない)
外陰部  腫脹も粘液もなし

風景とヤギ

day20
18:00
発情行動 あり(近づいてくる、でもしっぽはふらない)
外陰部  腫脹も粘液もなし
外子宮口 開いていない

day21
7:00
発情行動 あり(近づいてくる、でもしっぽはふらない)
外陰部  昨日より少しふっくらしている
外子宮口 赤みを帯びて開いてきた

人工授精 実施 1回目

ケージの中のヤギ外子宮口人工授精を実施

day21
18:00
発情行動 あり(近づいてくる、でもしっぽはふらない)
オーナーさん曰く、前回みたいに鳴いていないとのこと。
外陰部  昨日より少しふっくらしている
外子宮口 赤みを帯びて開いている

人工授精 実施 2回目

day22
7:00
発情行動 なし
外陰部  腫脹も粘液もなし
外子宮口 閉じている

 

*まとめと反省*

・前々回の人工授精ではエコー検査の結果、妊娠していないことが確定。
・今回、鳴く、しっぽを振るなど前回見られたはっきりした発情行動がみられなかった。
しかし、外子宮口は前回より明確に開いているのが確認できた。
・発情適期を考えて、人工授精を2回実施することができた。

*今後の予定*

・21日目でノンリターン法 40日目で超音波での妊娠鑑定を行う。
・妊娠していない場合、1周期空けて、ショートシンクまたはオブシンク法での人工授精を今度は
挑戦してみる。

続き: 山羊の人工授精チャレンジ しろちゃん自然周期人工授精③

香りと記憶

帰り道

夜の闇のなかに

漂う

甘い香り

そこに咲く

白いくちなしの花・・・

 

香りと記憶は結びつく

 

以前

この香りを感じたのは

そう遠くない過去

都会の真ん中で

友人と再会した夜

不意に

この香りに包まれた

 

いつか

今日のこの香りが

追憶の香りとなった時

わたしはどこにいるのだろう

わたしはだれといるのだろう

子ヤギのオスメスを判別・見分ける方法

これがメス
メスの子ヤギ

これがオスです。
オスの子ヤギ
もっさりついてるのが陰嚢です。

☆☆書籍のご案内☆☆

書籍「ヤギの診療」 
著 寺島杏奈
出版 日本橋出版
2022.7.31発刊

雌雄の鑑別についてだけでなく、ヤギの飼い方、消化の仕組み、診断の方法、他のよくある病気についても体系的に解説しています。

☆☆☆☆

台風のつめあと

台風でヤギを風呂場に非難させた場合、こういう惨状がおきます。

山羊の診療Diary 症例8「子山羊の下痢とアレルギー・中毒症状」

山羊の診療Diary 症例8「子山羊の下痢とアレルギー・中毒症状」

生後34日齢の雌の子山羊のひまわりちゃんが朝から元気と食欲がありません。
そしてお顔を見るとなんだか眼の周りが腫れています。ヤギの目の腫れヤギの下痢気味の便
体温を測ってみると40.1℃。うんちもいつもよりゆるく下痢気味の状態でした。
聴診や体の触診ではほかに異常が見つかりませんでした。

今回の主な症状は2つあります。下痢と眼の周りの腫れです。

前回の症例(山羊の診療Diary 症例7「出産後20日の下痢」)と同様、今回は症状は2つですが原因がはっきりとわからないので
いろいろな可能性を考えてひとつずつ対策を取り体の回復のお手伝いをしていきます。

 

ヤギの下痢の原因をおさらい。色々な可能性を考え、ひとつずつ対策をとる

下痢の原因は前回の症例7でお話ししましたが・・・
もう一度おさらいしましょう!

食餌性 中毒や過食、変質飼料など
感染性 ウィルス・細菌・寄生虫など
環境性 寒さやストレス(神経性)など

はじめに感染性の下痢に対処するために抗生物質とコクシジウムの駆除を行いました。コクシジウムの症状は、感染直後でなくしばらく経ってから現れます。
コクシジウムが感染してから便の中にでてくるまでの期間をプリパテントピリオドといいます。

コクシジウムは、種類によって異なりますが一般に牛では2週齢以上の子牛で下痢を引き起こす病気です。
山羊も同様に考えるとひまわりちゃんは生後34日なのでコクシジウムの感染による下痢の可能性があります。

今回、検便では寄生虫は検出されませんでした。
しかし寄生虫に感染していても検出されないときもあるので、山羊さんの状態や月齢、感染の可能性を考えて必要と判断した場合は治療を行います。

次に食餌性の原因(アレルギーと中毒の可能性)を考えました。

今回、目の周りの腫れという症状が出ています。これはアレルギーや中毒を起こした時の代表的な症状の一つです。ステロイド剤・抗ヒスタミン剤の注射を行いました。

また、子山羊さんが長期間食べないと低血糖や低体温になる可能性がありますので、ブドウ糖添加の点滴を行いました。
これは、さらなる病気の悪化を防ぐ事と共に、自分の力で治っていくことのお手伝いの意味があります。

治療経過は・・・

注射をしてから1時間後、目の上の腫れが徐々に引いてきました。

ヤギの目の腫れが治ってきた

夕方の時点で血糖値を測定したところ少し低めだったのでブドウ糖を腹腔内に投与しました。

しばらくすると食欲が戻ってきて少しずつ乾草を食べはじめミルクも夜には飲むようになりました。次の日の朝にはいつも通りの元気なひまわりちゃんに戻りました。

 

アレルギーや中毒の可能性も。おうちでできる応急処置(獣医に連絡を)

今回はっきりした原因はわかりませんでしたが、
ステロイド剤、抗ヒスタミン剤の投与で改善が見られたことから、何かに対するアレルギーや中毒の可能性が示唆されました。

子山羊さんたちは生後10~15日齢くらいになるとお母さん山羊さんのまねをして葉っぱを舐めたりくわえたりしはじめます。

ひまわりちゃんも最近はミルクだけでなく草を食べはじめていました。
ひまわりちゃんのおうちのごはんは野草を中心としているのでもしかすると体に合わないものが入っていたのかもしれません。

山羊さんたちにとって毒になる草を食べると草によって症状は異なりますが、主な中毒症状として
貧血、便秘、下痢、神経症状や出血(血便、血尿)などが見られます。

おうちでできる応急処置として

  • ミルクをあげてみる(消化管の表面に粘膜面をつくり毒物の吸収を妨げたり、酸やアルカリを中和する。)
  • お湯やスポーツ飲料を飲ませる(消化器の洗浄効果)
  • 木炭末などの吸着剤を与える。
    などがありますが、症状に気がついた時点で食欲や元気もない場合も多いです。

お薬を自分で投与するのが困難であったり、症状が急に悪化する可能性もあるので、中毒の症状が見られたときは獣医さんに連絡することをお勧めします。

第三眼瞼切除

牛には、前から後ろに向けて閉じるまぶたがあります。

上下のまぶたの他にもうひとつあるので、これを第三眼瞼(だいさんがんけん)といいます。

ココがたまに腫れて赤く飛び出る事があります。

腫れるとバイキンがつきやすくなるので、結膜炎の原因になったり、恐らく痛いんでしょう、涙が止まらなくなったりします。

第三眼瞼の腫れ

で、目薬で治療してたんですけどなかなか治らないので切除する事にしました。

切除するとこうなります。

第三眼瞼の切除後まぶた

この第三眼瞼には、涙を出す穴があいてて、涙の生産もしています。

そのため切除後に涙が足りなくなって、目が乾くと乾性角膜炎の原因になるらしいです。経験はありませんが。

ですからなるべくその部分は避けて、かつ飛び出して問題を起こさないように切ります。

第三眼瞼手術後のウシの目

はい。飛び出してませんね。あとは涙とか、目ヤニとか観察しましょう。

良かった良かった。

眼瞼損傷

何かに引っ掛けて、まぶたが切れちゃいました。

眼瞼損傷

という訳で、縫いました。

眼瞼損傷の縫合

吸収糸という溶ける糸を使って、
埋没縫合という、外に糸が出ないような縫い方をしてます。

瞬きもうまく出来てるみたいです。

写真で白目になってるのは、麻酔で寝てるからですのでびっくりしないでくださいね。

良かった良かった。

山羊の診療Diary 症例7「出産後20日の下痢」

*山羊の診療Diary 症例7 「出産後20日の下痢」

お母さん山羊のあめちゃんが朝、下痢をしているのに気がつきました。

ヤギの固まった下痢
山羊さんの便はコロコロ丸いのが健康なので、このように粒がなくなり固まっているのは
下痢をしていることになります。

さっそく、あめちゃんの診察スタート。
はじめに、ごはんをあげて様子を見てみました。草を口にはするものの食欲は前日より落ちていて、元気もいつもよりありません。
次に聴診をしてお熱を測ってみました。聴診で心臓や肺の音には問題はなく、熱は40.5℃と高めでした。腹部の触診と聴診ではガスがたまっている様子も見られません。おしっこは確認できました。

 

ヤギが下痢を起こす主な原因

ではいったいあめちゃんの下痢の原因はなんでしょうか?
通常、下痢を起こす原因として以下の原因が考えられます。

食餌性 中毒や過食、変質飼料など
感染性 ウィルス・細菌・寄生虫など
環境性 寒さやストレス(神経性)など

今回、問診から食餌性の下痢の可能性は低いと思われました。

次に感染性の下痢について考えてみます。
ウイルスや細菌感染は子山羊さんも大人の山羊さんも可能性があります。一方、コクシジウムなどの寄生虫は通常大人の山羊さんでは寄生していても問題にならないことがほとんどです。しかし免疫が低下したような時は注意が必要です。あめちゃんは産後でいつもより体に負担がかかり免疫力が落ちている状態です。そのため、寄生虫の下痢も可能性も考えられました。

最後の環境性ですが、何日か雨が降り続いている毎日だったのであめちゃんにとってストレスがかかっていたことも考えられました。

 

産後間もない時期は、免疫力が落ち感染しやすい状態。産後特有の病気も

そして今回の症例では「産後間もない」ということは非常に大切なキーワードになります。
先ほどもお話ししましたが、免疫力が下がっている状態なので感染がいつもより簡単に起こる状態です。また、産後特有の病気がいくつかあります。代表的なものに以下の病気があります。

①産褥熱
分娩時に産道の傷から細菌感染が起こりお熱が出ます。出産後、1~7日の間に起こることが多く、
発熱すると食欲がなくなったりおっぱいの出る量が減ります。免疫が下がるのでいろいろな病気にかかりやすい状態になります。

②ケトーシス
いろいろな原因がありますが(妊娠末期に栄養が追い付かない・ホルモンの失調・肝臓の機能の低下など)からだの中にケトン体というものがたまってしまう一種の中毒でです。ケトーシスになると食欲を落としてしまいますので様々な病気を誘引することになります。

③栄養不足
おっぱいを出すためにいつもより栄養が必要ですが、栄養が足りない場合も免疫を落として感染に弱い状態になります。

 

症状はひとつでも、原因は様々で動物の状態もさまざま。(院長追記)

※院長追記〈〈〈〈
今回の症状は「下痢」です。
上記のように、症状はひとつでも、原因は様々で動物の状態も様々なんです。ですから、

①あらゆる原因の中から可能性の高いものを推定し、それらに対する対策を取ります。あくまで推定なので、いろいろな可能性をカバーできるように考えます。どうしても原因を区別しないといけない場合は検査をします。

②動物の状態を観察して、体を元気にする対策を取ります。大雑把に言うと体の弱り具合をみるんです。緊急性が高いほど、この治療が大切になってきます。
〉〉〉〉

 

今回の山羊の下痢ケースでの治療内容

以上のことをふまえて・・・あめちゃんの治療を行いました。

・ごはんの改善(あめちゃんが好きなもの・食べられるものを探して食欲を増進させる・栄養不足を解消する)
※体を元気にする治療、ケトーシスの予防

・整腸剤をごはんと一緒にあげる。
※食餌性下痢の治療

・抗生物質・駆虫剤の投与
※細菌性と寄生虫性下痢の治療、産褥熱の治療

・脱水、食欲のないときは輸液を検討
※体を元気にする治療

・床の掃除
※環境性下痢の治療

幸いなことにあめちゃんは2日後には熱も下がり、食欲、元気もいつも通りになりました。
便も形になってきたので経過を見ることになりました。

このように大人の山羊さんの下痢でも、産後はいつもと体の状態が違うので、考えられる病気が増えてきます。

ただの下痢と思わずに出産後の経過も考慮して見てあげることが大切だと感じました。

山羊の症例Diary 症例6「顔面浮腫」(ふしゅ・むくみ)

山羊の症例Diary 症例6「顔面浮腫」(ふしゅ・むくみ)

朝、山羊小屋でごはんをあげている時、はなちゃんの顔がいつもと違うように感じました。
顔に触ってみると、顔が腫れてほっぺたがつかめる状態になっています。

ヤギの顔面浮腫、むくみ

 

そして、食いしんぼうのはなちゃんなのにごはんも食べません。
しかも足下には吐いたようなものが落ちていました。

ヤギが吐いたもの

はなちゃんが吐くのはよくあることなのでしょうか?

 

ヤギやウシなどの反芻動物は、人間のように吐いたりしない

実は山羊さんや牛さんなどの反芻動物はわたしたち人間や犬や猫ののようには吐きません。
それは、消化のしくみが大きく違うからです。
ごはんとして食べた草は口でもぐもぐ噛んだ後、胃に送られて、再び口の中に戻してもぐもぐ噛みなおすというのを繰り返して消化していきます。
わたしたち人の感覚でいうと吐いたのを飲み込む!!を繰り返しているような状態です。
そう考えると気持ち悪いですが・・・。

まれに口の中の痛みや胃に寄生虫が寄生したときまた胃腸炎の後に未消化のものを口から吐き戻して外に出すことがあります。

 

反芻動物が「外に吐く」という症状は、ほとんどの場合「飲み込めない」という意味。原因の一位は、食道梗塞(院長追記)

※院長追記〈〈〈〈
アン先生の言うように、反芻動物は基本的に吐いたり飲んだりしています。
犬やヒトなんかの単胃動物は、胃腸に不快感があると嘔吐しますが、反芻動物は日常的に吐いてるんです。

だから反芻動物が「外に吐く」という症状は、
ほとんどの場合「飲み込めない」という意味になります。
飲み込めない原因の一位は、食道梗塞です。
草の塊や、胡瓜、大根みたいのを丸呑みしてしまって詰まることを言います。

「よだれが出る」という症状もこれに似ています。
よだれも、常に分泌されています。
でもいつもは飲み込んでいるから、外には流れ出てこないんです。
よだれが外に流れ出てくる場合、

  • 口の中に傷がありうまく舌が使えない。
  • 痛くて口を動かしたくない。
  • 舌に紐みたいのが絡まっている。
  • 口の麻痺を起こす病気。
  • 歯が痛い。
    などが考えられます。
    〉〉〉〉

 

ロープが絡まり、「顔面浮腫」(ふしゅ・むくみ)に

というわけで、はなちゃんの吐いたようなものを見たとき、お口の中に何か問題があるのかな?と頭に浮かびました。でもなぜ顔が腫れているのか?

そこではなちゃんをよく観察してみると・・・

なんとロープがからまって首が絞まっている状態になっていました。

ヤギのロープ事故

どうして首がしまってはなちゃんの顔が腫れてしまったのでしょう?

首には、全身を流れて心臓に帰ってくる「頸静脈」というホースの太さくらいある大きな血管と、心臓から全身に血液を送る出す「頸動脈」という血管があります。
顔が腫れていたのは首にある大きな「頸静脈」という血管が圧迫されて顔に血管から漏れ出した水分がたまり、むくんでいたからでした。むくんでいる部分はロープで圧迫されているところから上の首のところから顔全体に及んでいました。

急いでロープを解いてあげると何事もなかったようにごはんを食べはじめました。
それでも顔のむくみはすぐには戻りませんでしたが、その日の夕方には回復しました。

 

ロープが山羊の首や体に巻き付いて起こる事故は多い。ロープ事故の予防策

はなちゃんはロープで直接首のところを縛っていたので、今回のようなことが起きてしまいました。実はロープが山羊さんの首や体に巻き付いて起こる事故も多いです。

事故を防ぐためにできることは、
①杭や首輪を結ぶところにはヨリ戻しのついたナス環を付ける
②ロープで直接首を縛らず犬の首輪をつけてあげる
などがあります。
さっそくはなちゃんも首輪とロープを取り替えました。

ひとつの症状にとらわれず、「全体をみること」「先入観をもたないこと」の大切さ

わたしは今回の症例で
「全体をみること」と「先入観をもたないこと」の大切さを学びました。
ひとつの症状にとらわれないで体全体、環境や群れの様子・・・など俯瞰すること。(広い視野で物事を見ること)
また、ひとつの症状や状態から先入観をもって決めつけないこと。
この二つを忘れてしまうと、意外と簡単なこと、でも重大なことを見逃してしまうことに気が付かせてくれた症例になりました。